昨日、ケース面接対策の模擬面接をさせて頂いた方にアドバイスした内容が、皆さんの役に立つと思ったので記事を書きます
その方の模擬面接をした結果の印象に残ったのは、「話が飛ぶなー」という印象でした
ロジックが繋がっていない、ということです。
例えば、「A社の買収先としては、子供向け事業を行っている会社が考えられます。理由としては、今後、高齢化社会が進展するからです」といった感じです
(ここまで、分かりづらくなかったかもしれませんが)
ディスカッションしてみると、
「日本は少子高齢化社会が進んでいる→だから、子供向け事業を行っている会社は新規顧客層を開拓するサービス展開が必要だ→その際に、A社の高齢者事業を買収すると、スムーズに事業を開始できる可能性がある→なぜなら、A社のサービスは高所得者層を中心に、多様な高齢者との接点が獲得できるものだからである」
ということでした
こういう説明をされると聞いている方も納得できます
一つ一つ、リニアーにロジックを構築する。そして、それを数十秒から数分の短時間でできるようになると、ケース面接も強くなれます
そして、これは練習をすれば、訓練できます
その際に、効率的なやり方があって、それはロジックツリーを意識すると、言うものです
コンサルタントの基礎の基礎はロジックツリーなので、これをケースの練習を自分で行う際に、ケースを解いてる最中でも、解いた後でも良いですが、一度ロジックツリーの形に整理してください
そして、そのロジックツリーを見て、以下の観点で本当に妥当といえるのかを考えてみてください
これだけでも、相当実力がつくと思います。
ボックス内は適当に書いてますが、こんな感じです
意識するポイントは、
1、縦に下る動き
Why So?の部分です。ここがきちんと説明できてるかを確認してください
その理由は、他人が聞いて納得できるものだと思いますか?といのをロジックツリーに整理して改めて考えてみてください
2,縦に上る動き
So What?の部分です。「だから、何?」と言われてはいけません。(ジュニアコンサルはよく言われています笑)
きちんと、自分が上げた要素から、クライアントへの提言(ケースの場合は、打ち手)に繋がっているかを確認してください
3,横の広がり
それは、MECEですか?という観点です。特に、考慮すべき要素が抜けていないかを考えてください
例えば、デジタルカメラの売上拡大を検討している時に、競合(代替品)としてスマホについているカメラの分析をしていなかったらアウトです
以上の3観点を徹底的に見直す癖をつけるだけでも、相当ロジカルシンキングを鍛えることができると思います
相手から、「なんで?。。。。」と聞かれることも無くなると思います
ケース練習に取り上げてみてください
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