コンサルティングファームへの転職における転職エージェントの使い方についてです。
エージェント選びの重要性
コンサルティングファームに限らず、転職活動においてエージェント選びは非常に重要です。職を変えるというのは、一プロフェッショナルとして活躍するフィールドを変える訳ですから、独立する、起業する、のと同じくらい重要な意思決定であると思います。
そんな転職活動において、エージェントの選び方は非常に重要で、転職活動の成否や納得感に大きな影響を与えます。私自身、転職活動を行ったことが2回ありますが、1度目の転職活動はエージェント選びに失敗した為、少し後悔が残ったままの転職となりました。2回目の転職は、1回目の反省を踏まえて、違うエージェントを選んだことにより納得感のあるエージェントを選ぶことができました。
一方で、エージェント選びは難しい・・・
エージェント選びは難しいです。「マッキンゼーやBCGへの転職は、A社が良い」というような単純な話ではありません。
エージェント選びを難しくしている理由の一つは、大事なのはエージェント会社ではなく、あなたを担当してくれるキャリアアドバイザーだからです。エージェント会社が重要であれば、A社が良い、B社が良いという話ができますが、実際に重要なのは、担当者がAさんなのか、Bさんなのかです。あるエージェントが良いからと言って、そこに所属するキャリアアドバイザーの皆が優れている訳ではありません。あなたの担当者が優秀なキャリアアドバイザーであるかを吟味にしてかなければなりません。
もう一つの難しい点は、どのキャリアアドバイザーが良いかは、その人のキャリア、年齢、性格等による部分が大きいからです。あるキャリアアドバイザーが良いかどうかは人によるということです。人と人との関係性の話なので、その人にとってのフィット感が非常に重要になります。したがって、自分でフィットするキャリアアドバイザーを探す努力はある程度、必要になります。
自分にぴったりの転職エージェントを選ぶ観点
では、どのような観点でキャリアアドバイザーを選べば良いのでしょうか?
ここでは、いくつかの視点を挙げてみたいと思います。
転職候補はコンサルティングファームのみ?
まず、転職候補がコンサルティングファームのみなのか?、それとも、他業界も含めて検討したいのかで、頼るべき転職エージェントは異なります。転職エージェントには、様々な業界の案件を取り扱う総合系と、特定の領域(コンサル、エンジニア、専門職など)に特化した専門系のエージェントがあります。コンサルティングファームを専門とする転職エージェントには、コンサルティングファーム、もしくは、ポストコンサルとしての求人案件しかありません。
もしあたなたが、例えば社会人になって最初の転職などで、コンサルティング業界以外の選択肢も含めて、検討したいのであれば総合系の転職エージェントで一度話を聞いてみるのが良いと思います。後ほど説明しますが、転職エージェントを選ぶ際は、必ず複数の会社のキャリアアドバイザーと面談して、担当してもらう人を決めるべきです。ですので、総合系の転職エージェントで話を聞いて、その後で、やっぱりコンサルティング業界に絞って転職しようということで、コンサルティング業界専門のエージェントにお世話になるというのも有りだと思います。
ネガティブなことを話してくれるか?
ご存じかと思いますが、転職エージェントはキャンディデイトの転職が成立したときに、その年収の30%をキャンディデイトが入社することになる企業側から報酬として受け取るビジネスです。転職エージェントはキャンディデイトが内定を得て、それを承諾するまで、一切報酬を受け取ることがありません。
従って、短期的な報酬の最大化を考えた場合、転職エージェントの最適解は、キャンディデイトをその気にさせて囲い込み、その人が受かりそうな企業を推薦し、紹介することです。本当はネガティブな要素がある企業やキャリアパスに対して、そのことを伝えず、キャンディデイトにそのまま内定・入社してもらったほうが報酬を考えたら得をすることになります。転職エージェントにもコミッション営業の側面があるのです。
一方で、あなたは一生が掛かった大事な転職なので、ポジティブな情報もネガティブな情報も加味して、総合的に判断したいですよね?
ですので、あたなは誠実なエージェントを見つけなければなりません。誠実なエージェントを見つけるポイントは、「ネガティブなことをきちんと伝えてくれるかどうか」です。
例えば、「今のあなたの年齢で、この業界に転職すると、キャリアパスが限定的になる可能性がありますよ」とか「この企業は、過去の入社した方がいましたが、労働環境があまり良くなかったようで、すぐに離職してしまいましたよ」等です。
営業職が強いエージェントは基本的に、こちらの意向に沿った発言しかせず、こちらが意思決定を思いとどまるようなことを言いません。
経験豊富でクリティカルな意見を言ってくれる人が見つかれば、一生涯の貴重なキャリアアドバイザーとして接点を持ち続けることができます。その様な人がキャリアの早期に見つかると非常に心強いので、色々なエージェントに出向いてまずは面談をしてみてください。
私も信頼できるキャリアアドバイザーには、定期的にコミュニケーション機会を作って、近況報告や相談などをしています。転職エージェントの報酬体系について触れましたが、転職エージェントに対して、我々、キャンディデイトが報酬を支払う必要はないので、積極的に活用することをお勧めします
話しやすいか?
転職エージェントに対しては、ざっくばらんに考えていることを何でも話して、相談できることが理想です。また、内定をもらっても結局転職をすること自体を辞める等の、断りづらいシチュエーションでも、きっぱりと断る必要があるシーンなども出てきます。したがって、エージェントの方とは気兼ねなく、コミュニケーションを取れる必要があります。
そこで重要になってくるのが、キャリアアドバイザーとの相性になります。これは、その人の年齢、性別、キャリア等にもよるので、一概にどのような人が良い、という話ではありません。
たくさんのキャリアアドバイザーと面談し、その中で一番フィットする人、すなわち、なんでも話せて相談に載ってもらえる、相手に不都合なこと(例えば、内定の辞退)でも遠慮なく伝えることができそうか、等をチェックしてください。
相性の良いキャリアアドバイザーを一度見つけることができたら、一生の財産になるので、労を惜しまずに色々な方と面談してみることをお勧めします。私もたくさんのキャリアアドバイザーと面談をしましたが、その中の数人とは定期的にコミュニケーションを取っていますし、その様な方がいるといるといのは非常に安心感があります。
具体的な転職エージェントの探し方
基本的な考え方
まず、基本的な考え方として、これまで記載してきた通り、自分にとって良いキャリアエージェントに巡り合えるかどうかは、運の側面もあります。したがって、たくさんのエージェントに会うことが、転職活動、引いては自分のキャリアを成功させるために重要になります。
たった1社のエージェントと面談して、その時のキャリアアドバイザーと面接を進めるというのはあまりお勧めできません。良いキャリアアドバイザーとの出会いを創出するという意味もありますが、自分の考えに対して、セカンドオピニオン、サードオピニオン的に他人の意見を聞きに行く機会は非常に有益です。
そのうえで、キャリアアドバイザーの探し方には、Pull型とPush型の2種類があります。
Push型でのアプローチ
Push型は自分から転職エージェント会社に連絡することで、キャリアアドバイザーと接点を持ちます。転職エージェント会社に連絡をすると、その会社に所属しているキャリアアドバイザーが割り当てられて、その人と面談することになります。
ちなみに、この担当のキャリアアドバイザーですが、何かしら気に入らないことがあればその企業内の他のキャリアアドバイザーに担当変えしてもらうことが可能です。(そんなことをするくらいなら、別の転職エージェントでキャリアアドバイザーを紹介してもらえばよいと思いますので私はやったことがありませんが)
また、転職エージェント会社には、前述した様に様々な業界の案件を扱っている総合系と、特定の領域、例えばコンサルティング業界などに特化したエージェントの2種類があります。
最初は雰囲気を知るために、両方のエージェントと話してみることをお勧めします。エージェントとの面談は、オフラインのケースもありますし、電話やオンラインMTGのみの場合もあります。私は、電話のみのコミュニケーションで一度も対面することなく、面談をアレンジしてもらい転職したことがあります。
Pull型でのアプローチ
Pull型のアプローチは、サイトに自分のプロフィールを登録することで、エージェントの方から連絡をもらうことができる方法です。
このようなサイトとしてはBizreachが有名です。Bizreachなどは登録することで、エージェントからだけでなく、企業からも直接応募依頼が来るので、ぜひ登録しておくことをお勧めします。私は、Bizreach経由でマッキンゼー、ATカーニー、アクセンチュア等のコンサルティングファームから直接連絡をもらいました。
転職エージェントリスト
それでは、ここからコンサルティングファームへの転職にお勧めのエージェントを紹介します。基本的に私は全てのエージェント会社でキャリアアドバイザーと面談しています。これまでに説明した通り、良いキャリアアドバイザーとの出会いは非常に重要だからです。企業への応募を始める前に、複数のエージェント会社を訪問することをお勧めします。
また、思い立ったが吉日で、すぐにエージェント会社に連絡を入れて、アポイントを取ることをお勧めします。コンサルティング業界では、即決即断即行動という言葉がありますが、意思決定、行動が遅い人はコンサルタントとして(というより、ビジネスパーソンとして)成功しません。「転職の意向が強いわけではないが、まずは情報を収集したいので面談して欲しい」と言えば、相手は嫌な顔せず面談してくれます。キャリアアドバイザーとしても、一人でも多くのキャンディデイトとの接点を持ちたいので。
総合系エージェント
アクシスコンサルティング
所在地: 千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティ6F
従業員数:74名(キャリアアドバイザー数:38名)※HP調べ
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの方 | ・ケース面接対策をしっかりして欲しい ・親しみやすいキャリアアドバイザー、転職をせかさないキャリアアドバイザーに相談したい ・戦略、総合系、その他事業会社の話を網羅的に聞きたい、相談したい |
おすすめのポイント | ・大手コンサルティングファームのシニアコンサルタント以上の入社実績が国内全エージェントの中で1位で実績多数 ・コンサル業界に非常に強く、ポストコンサル転職時を含めて、長期視点でのキャリアアドバイスが可能 ・転職支援期間が平均3年程度と、一度案件を紹介して終わりではなく、長期のキャリアビジョンを基に、転職相談をすることが可能 |
アクシスコンサルティングは、コンサルティング業界への転職に強い総合系のエージェントです。様々な業界の案件を扱いつつも、コンサルティング業界への転職に強い実績があります。
私がキャリアエージェントの方と面談をさせて頂いた際は、業界マップを頂くなど、非常に丁寧に相談に載って頂きました。
大手のエージェントにありがちな流れ作業感が無く、キャリアアドバイザーも親しみやすい人が多いので、あまり焦らされることなく、ゆっくりと転職活動をしたい人にお勧めです。
ちなみに、アクシスコンサルティングのオフィスの入口には奇麗な熱帯魚のアクアリウムがあります。
JAC Recruitment
所在地: 千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14階
従業員数:1,350名(キャリアアドバイザー数:1,200名)※HPより
おすすめ度 | ★ ★ ★ ★☆ |
おすすめの方 | ・外資コンサルを含む、内資・外資のハイキャリアに関する情報を収集したい ・コンサル卒業後の事業会社への転職可能性を含めて相談したい ・経験豊富なキャリアアドバイザーの、長期的な視点でのキャリアアドバイスを希望する |
おすすめのポイント | ・グローバルに拠点のある転職エージェントであり、案件の60%が外資系企業の求人。英語が必要とされるグローバル案件を含め、ハイキャリアと呼ばれる案件が豊富 ・東証一部上場企業であり、アドバイザリーの質が高い。豊富な専門知識を持っておりかり、人間的にマチュアーな雰囲気の方が多い ・転職成立案件の半数が40歳以上の転職者で占められており、長期的なキャリアアップの相談・支援が可能 |
外資系の転職エージェントですので、内資系企業はもとより、外資系企業の案件をたくさん保有しています。したがって、外資系のコンサルティングファームの案件や転職動向も把握されています。また、外資系企業に得意なこともあり、扱っている案件はどちらかというとハイクラスよりで、学歴・職歴のある方や英語が堪能な方向けの案件が豊富です。コンサルティングファーム含めて、ハイクラスの案件に絞って様々な業界の案件を紹介してもらいたい人に向いています。
本題と関係ありませんが、私が初めてこの会社を知ったのは、社会人2年目の時にモロッコ旅行に行った際に、JACのシンガポール支店で働く方とお会いする機会がありました。とても爽やかな方でした。後日、国内のJAC Recruitmentの方と面談させて頂きましたが、同じように爽やかな方でした。人によっては、外資系特有のドライな雰囲気を感じるかもしれませんが、その分、後腐れなく気軽に話を聞きに行けるのでお勧めです。
<<JAC Recruitmentのサイトにアクセスする>>
リクルートエージェント
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー
従業員数: 3,912名 (470名)
おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめの方 | ・国内大手企業を含めて、転職を検討されている方 ・初めて転職する方、初めて転職エージェントにコンタクトを取る方、第2新卒の方 ・できるだけたくさんのオポチュニティを検討してみたい方 |
おすすめの理由 | ・知る人ぞ知る転職エージェントの国内最大手であり、エージェントの質、案件数、転職ノウハウが豊富。安心して相談できる ・リクルートグループのネットワーク、優秀な営業人材を活用し、コンサル、内資系企業、外資系企業の豊富な案件数を誇る ・案件数が豊富にあるので、その人の学歴・キャリアで応募できる案件をとにかく幅広に提示してもらえる |
リクルートが運営する国内最大級の転職エージェントです。国内の豊富な案件を抱えていますので、当然、コンサルティング案件を網羅しています。
リクルートエージェントの最大の特徴はその案件数です。条件を伝えると驚くほどの数(数十件)の案件を紹介してくれます。私は過去にリクルートエージェントのキャリアアドバイザーと面談し、たくさんの案件を紹介してもらい、「こんなにも多くのオポチュニティがあるのか」と嬉しくなったことがあります。リクルートエージェントは様々な業界の案件を抱え、キャリアアドバイザーも経験が豊富なので、特にコンサルティング業界以外の選択肢も並行して検討したい人にお勧めです。
コンサルティング業界特化エージェント
ムービン
所在地: 港区西新橋1-13-1 DLXビルディング 6F
エージェント数:26名
おすすめ度 | ★★★★☆ |
おすすめの方 | ・戦略コンサルティングファームのみに絞って転職活動をする方 ・コンサル出身のキャリアアドバイザーに相談したい方 |
おすすめのポイント | ・ムービンにはコンサルティングファーム出身のキャリアアドバイザーが多数在籍しています。(ローランドベルガー、BCG、DTC、PwC、アビーム) ・また、志望動機の添削やケース面接対策なども実施してもらえるので、安心して転職活動を進めることができます |
コンサルティング業界専門の転職エージェントです。昔は銀座の外れのかなり不便な場所にありましたが、現在は内幸町の便利な場所に移動しているので通いやすくなっています。コンサルティングファームへの転職やポストコンサル案件を多く抱えていますし、キャリアアドバイザーの方も頼りになる方が多い印象がありお勧めです。私もコンサルティングファーム転職を始めて考えた際に話を聞きに行った一社です。当時、銀座の僻地にありアクセスが不便だったこともあり、ご支援をお願いすることはりませんでしたが
<<ムービンのサイトにアクセスする>>
コンコード
所在地: 千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ18階
キャリアアドバイザー数:20名
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
おすすめの方 | ・戦略系ファームやPEファンドへの転職を見え据えて、キャリア相談をしたい方 ・ケース面接対策をお願いしたい方 |
おすすめのポイント | ・コンサルティングファーム出身の若手エージェントと、様々な経験を積まれたシニアなエージェントが在籍しています ・コンサルティングファームの転職支援実績が豊富なので、ケース面接対策をお願いすることができます ・エージェントによって、質のばらつきが多い印象があります。担当してもらっているエージェントがフィットしなければ、遠慮なく担当替えをしてもらうと良いと思います。 |
コンコードもコンサルティングファーム専門のエージェントです。ムービンのパートナーであった渡辺氏が独立してできた転職エージェントで、ムービンと似ているところがあります。ムービンと比較するとキャリアアドバイザーの新卒採用をしていたり、東京大学でキャリア講座を持っていたりとイケイケな印象があります。(オフィスの様子やエージェントの方はかなり落ち着いた印象ですが)
私はコンコードでお世話になったエージェントの方は非常に頼りになる方でした。一方で、新卒採用で社会人経験の無いエージェントの方もいらっしゃるようで、キャリアアドバイザーの当たり外れは大きいようです。
<<コンコードのサイトにアクセスする>>
Pull型サイト
次にPull型サイトについてです。Pull型サイトは登録しておくだけで、企業やエージェントから連絡(応募や面談依頼)が来るので必ず登録しておくことをお勧めします。基本的に無料で使用することができます。
ビズリーチ
所在地: 渋谷区渋谷2丁目15−1 渋谷クロスタワー 12F
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの方 | ・Pull型サイトはキャリア、転職意向の有無、転職希望先を問わず、全ての方に登録をおすすめします ・コンサルティングファームから直接連絡が欲しい方 ・ベンチャー、スタートアップから連絡が欲しい方 ・採用確度が高い企業との接点が欲しい方 |
おすすめの理由 | ・有料会員サービスがありますが、そちらは使わずに無料で十分に活用することが可能 ・プラチナスカウト機能を使って、企業側からコンタクトが来ます。スカウトを送ってくる企業は、コンサルファーム、大手企業、ベンチャー・スタートアップ、転職エージェントと様々です ・企業側はプラチナスカウトにお金を払ってまで、自分とコンタクトを取りに来てくれているので、採用確度が高い企業と接点が持てます |
ビズリーチは日本発の求職者課金型の転職サイトとして2009年に誕生しました。ビズリーチには、キャンディデイト側が課金することで、エージェントからのスカウト等のメッセージが確認できるようになる機能がありますが、こちらへの課金は不要です。
ビズリーチには、転職エージェント側がお金を支払ってキャンディデイト側に連絡を送るプラチナスカウトという機能があり、プラチナスカウトを受け取るとキャンディデイト側は無料登録のみで転職エージェントと連絡を取ることができます。
また、プラチナスカウトは企業の人事担当が送ることもでき、面談という形で人事担当者や社員と直接話をすることができるケースもあります。多くのコンサルティングファームが利用しているようで、私はマッキンゼー、ATカーニー、アクセンチュアなどから連絡をもらったことがあります。さらに、事業会社やスタートアップからも良くプラチナスカウトをもらっており、その後上場した企業の社長と直接話す機会なども頂けました。プラチナスカウトは無料で利用できる機能なので、まずは登録しておくべきだと思います。
<<ビズリーチのサイトにアクセスする>>
リクルートダイレクトスカウト
おすすめ度 | ★★★★★ |
おすすめの方 | ・ハイクラスの求人、コンサルティングファームを含む大手企業を中心に転職活動がしたい ・自分がどのような企業・求人に合格の可能性があるのかを知りたい ・英語レジュメ、面接の相談がしたい |
おすすめのポイント | ・年収レンジでいうと800万~2000万円程度の非常に高いレンジの求人がメインとなります ・エージェント側から求人を紹介してもらえるので、多くのポジションの中から自分が好奇心を湧きたてられるものを探ることができます。(実際、私も非常に多くの案件情報がエージェントから寄せられています) ・外国人のエージェントの方もおり、英語レジュメや面接の相談をすることも可能です |
リクルートが運営する、ハイクラスに特化したPull型の転職支援サイトです。登録すると、興味を持ってくれたキャリアアドバイザーから、お勧めの求人情報とともに連絡が来ます。
ビズリーチとの違いは求職者側の利用者は無料の為、非常に多くのエージェントからの連絡に無料で返信することが可能です。さらに、求人はハイクラスの求人に限定されているので、提案される案件の質も非常に高く、話を聞いてみたいと思える案件が多くあります。
外資系への転職に強いエージェントも在籍しており、英語レジュメの添削や英語面接の相談をすることも可能なようです。
リクルートダイレクトスカウトは全て無料で使用でき、かつ、待っているだけでハイクラスの求人案件を紹介して頂けるので、まずは、登録をしてみることをお勧めします。
<<リクルートダイレクトスカウトのサイトに行く>>
エージェント活用時の注意点
最後に、エージェント活用の注意点について触れます。これまで記載した通り、キャンディデイト側のエージェントの利用は無料ですし、良いエージェントと出会うために多くのキャリアアドバイザーと面談するなど積極的に様々な転職エージェントとコンタクトを取ることをお勧めしています。
一方で、実際にコンサルティングファームへの応募を行う際は、一つの転職エージェントを活用して進めることをお勧めします。マッキンゼーはこの転職エージェントで、ボスコンは別の転職エージェントでという形では基本的にやらない方が良いということです。複数の転職エージェントにまたがってしまうとスケジュール調整などの管理が煩雑になります。基本的に内定承諾期間は1週間程度しかないため、志望度の高い企業が複数ある場合は最終面接のスケジュールを上手く調整していく必要があります。また、キャリアアドバイザーの方からしても、突然別の転職エージェント経由で自社も取り扱っている同業界案件に転職するというのは、心象も良くありませんので。
以上、コンサルティングファームへの転職時のエージェントの活用方法です。
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