デジタル化における論点【マッキンゼーのレポートから】

デジタルビジネスの論点

近年、デジタル技術の進展と生活者のモバイルを含むデジタル活用により、静的だったビジネス環境が急変する事態が様々な業界で起こっています。

日本の大企業においても、社のビジネスのデジタル化や異業界のデジタル・ディスラプターへの対策が意識され、トップマネジメントアジェンダとして検討が重ねられています。

デジタルビジネスへの注目が集まる一方で、一介の会社員にとってはデジタルビジネスの論点はいまいちクリアーに理解できないことも事実だと思います。

・最近騒がれている、このテクノロジーの本質的な価値は何なのか?

・自分の業界、事業にどのような影響を及ぼしえるのか?

・その技術活用を成功させる人材のケイパビリティは何なのか?

・その予測はどれほどのリアリティーがあるのか?

・そもそも、課題はビジネスモデルや人材のか?

・もしかしたら、組織の在り方自体や意思決定プロセスが課題なのではないか?

”知らない”世界で課題を捉え、論点を正しく設定することの難易度は高いです。

デジタル・マッキンゼーのレポート

グローバル・リサーチチームを擁するマッキンゼーは、デジタルビジネスに関するレポートも積極的に発行しています。

Mckinsey Digitalのレポート

デジタル・マッキンゼーのレポートを見れば、大企業の経営層がデジタルビジネスにおいて
どのような点を論点として検討を進めているかを垣間見ることができます。(すべて英語ですが)

マッキンゼーはおそらく大企業エグゼクティブ間でディスカッションしていることを題材にレポートを作成しています。

これらレポートを定点観測することで、大企業にとってのデジタルビジネスのディスカッション・ポイントのトレンドを掴むことができます。

(内容自体はデジタルビジネスに精通する人にとっては初歩的な内容が多いため、あくまで論点として何をディスカッションしようとしているのか?に意識を向ける方が有用です。)

また、ビジネス関連のドキュメントなので、ビジネス英語の習得に対しても有用なマテリアルになります。

最近は、マッキンゼーモバイル・アプリもリリースしているのでスマートフォンで手軽に見ることができます。

Mckinsey Insight (iOS)

Mckinsey Insight(Google)

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